本文へ移動

エヌズブログ

■エヌズブログ■

建築基準法について④

2016-08-30
建築基準法確認済書
 
INOSグループ エヌズホーム の中江です
 
今日も建築基準法について書いていきたいと思います^^
今日は建築確認についてです
 
建物を建てようと思った時に、工事の着工前に「建築確認」を役所に提出して、審査を受けなければなりません。
建築確認は建築基準法、都市計画法などの法律にその計画が適合しているかを確認するため、建築確認・確認申請という「確認」という言葉が使われています
建築確認とは、設計図書の中身が法律に合致しているかどうかを確認するのであって、建物を許可すると言った意味の許可や許認可ではありません
 
確認申請はどんなことを審査しているのかと言うと、一部ですが下記のようなポイントをチェックしています。
・耐震性
・耐久性、防腐処理
・容積率はオーバーしていないか
・この建物の防火の関係は大丈夫か      などです。
 
そして、どこで審査しているのかというと、平成12年に建築確認の窓口も民間開放され、国から認定を受けた多くの民間審査機関が活動し、今では役所の審査窓口に4割、民間の審査機関に6割程度の比率で申請されています
 
確認申請を提出しないと工事がスタート出来ないという事を知っている人は多いですが、誰が申請者なのかを意識している人は少ないですが、申請者はあなた(建築主)です
審査機関は2~4週間程度です。
 
また、完了検査は義務となっており、建築確認とセットになっています。
「完了検査を受けずに建物を使用した建築主は懲役1年または100万円の罰金」という法改定も行われているので、注意が必要です!
 
 
次回は「建築確認の必要・不要の違い」についてです。
前回の記事「建築基準法の概要」は建築基準法について③からどうぞ
 
 
「エヌズホーム」は
住友林業とパートナーシップを結んだ家づくりネットワーク「INOSグループ」
の会員工務店です。